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青山語文論文題目一覧

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原則的に[論文題目]−[執筆者]の順で並んでおります。

 第四十七号
廣木一人教授を送る 佐伯 真一
廣木一人教授略歴  
梵灯庵の東国下向―「梵灯庵道の記」をめぐって― 廣木 一人
宗尊親王鎌倉歌壇を支える人々―弘長二年の歌合を手懸りとして― 佐藤 智広
「古典」となった『徒然草』― 一七世紀の俳諧を中心に― 松本 麻子
室町期における三席御会 山本 啓介
真福寺本古事記の頭書と下巻天皇記冒頭続柄記事 矢島 泉
戦争下の歌人たちと『萬葉集』―『歌集新日本頌』を通じて〈戦争と萬葉集〉― 小松 靖彦
香りの表象―『源氏物語』梅枝巻における源氏と蛍宮のやりとりをめぐって― 武居 辰幸
『平家物語』における男色 佐伯 真一
心付的付合法の諸相 寺尾 麻里
凡俗の人・団水 篠原 進
水上瀧太郎「精神的主幹」時代の『三田文學』 網倉 勲
「石本検校」の世界―菊池寛の将棋― 西井 弥生子 
「玉砕」の桜―アッツ桜とその受容― 内村 文紀
召使いをうたう詩 遠藤 星希
字音形態素「極・超・激・爆」について 山下 喜代
―日本文学科五十周年小特集―
日本文学科創設五十周年を祝って 武藤 元昭
日本文学科五十周年記念エッセイ  
日本文学科五十年のあゆみ  

 第四十六号
真福寺本古事記の平出と闕字 矢嶋 泉
『源氏物語』作中歌のひとつの形態―画賛的和歌をめぐって― 土方 洋一
宗砌の東国下向―梵灯庵・真下満広・木戸孝範に言及しつつ 廣木 一人
北条政村と和歌―鎌倉歌壇における役割― 佐藤 智広
『太平記』の漢楚合戦譚―虞美人の自殺場面の受容について― 山口 翔大
習作期の其磧―二つの大織冠物― 篠原 進
正岡子規論―「瓶にさす藤の花ぶさみじかければ」の歌について― 日置 俊次
「明胆論」に見る嵆康の思惟の原型 大上 正美
唐代伝奇「定婚店」をめぐる一考察 遠藤 星希
日数詞の古形・祖形と沖縄・奄美方言 安田 尚道
タイから見た日本文学 プリーチャーパンヤー・シャヤポーン
『平家物語』翻訳における韻律への挑戦 マイケル・ワトソン

 第四十五号
『古事記』における大国主神 竹内 宙明
連歌付合論の修辞法 寺尾 麻里
『武道伝来記』の〈不好容儀〉 篠原 進
『御前於伽』と巷説 岡島 由佳
怪談牡丹燈籠の特徴―繋がれる生者と死者の物語― 藤嶋 ゆかり
宮澤賢治論―「雪渡り」から「やまなし」へ― 日置 俊次
『国体の本義』の思想と久松潜一
―近代における『万葉集』享受の問題として―
高城 円
漢語接尾辞「系・派」について
―人物を表す派生語の分析を中心にして―
山下 喜代

 第四十四号
イザナキ・イザナミの神話と小正月の炉端の行事 安田 尚道
種玉庵の所在地 廣木 一人
大岡春ト筆『狂歌六歌仙(仮)』考察 大谷 大
続・日本に於ける鯨鯢の認識 杉山 和也
翻刻・紹介『倭国軍記』 佐伯 真一
八わりましの名をあげて―惟中という陰画― 篠原 進
宮沢賢治論
―『法華経』受容における「太陽」のイメージ―
日置 俊次
視点の文法とダイクシス―文法論と語用論の接点― 澤田 淳

 第四十三号
大上正美教授を送る 矢嶋 泉
大上正美教授略歴
―漢文学小特集―
康「太師箴」の方法 大上正美
江淹「雑体詩」の袁淑 稀代 麻也子
沈約の隠逸思想 ― 『宋書』隠逸伝論を中心として ― 北島 大悟
大伴旅人の「吉野奉勅歌」と「初春侍宴詩」 李 満紅
阮籍の三玄論 ―言外の恍惚の前に― 和久 希

山上憶良と〈言志〉 小川 靖彦
『源氏物語』須磨巻の書き手と読み手
―付.五節の君のこと―
土方 洋一
「韻字和歌」の諸相 廣木 一人
日本に於ける鯨鯢の認識 杉山 和也
あらすじの外側にある物語
―『新可笑記』の表現構造―
篠原 進
宮澤賢治「やまなし」再論 日置 俊次
〈サラリーマンの目〉〈作家の目〉誕生
―水上瀧太郎「サラリーマン小説」の展開―
網倉 勲
『三宝絵詞』東大寺切とその本文(五) 安田 尚道
現代日本語における漢語接辞研究の概観 山下 喜代

 第四十二号
安田尚道教授を送る 大上 正美
安田尚道教授略歴
数詞研究四〇年 安田 尚道
BCCWJ複合辞辞書について 近藤 泰弘
日本語の語彙学習─教材分析と意図的学習のための指導案─ 山下 喜代・岡田 純子
古典語に見られる〈名詞句+副詞句〉の格 山田 昌裕
アスペクトの情報伝達機能─「タ」形と「テイル」形を中心に─ 孫 敦夫
OPI(Oral Proficiency Interview)に見られる聞き手の応答表現「なるほど」について 土屋 菜穂子
副助詞の概念ととりたて助詞の概念 多田 知子
身の盛り人─『古事記』の雄略像─ 矢嶋 泉
仙覚の本文校定─『萬葉集』巻第一・巻第二の本文校訂を通じて─ 小川 靖彦
『源氏物語』と落葉 高田 祐彦
「ひとつはちす」考 佐伯 真一
玄清─宗祇を継承した連歌師─ 廣木 一人
『平家物語』知盛舟掃除考 田村 睦美
歌枕書における歌枕形成─『五代集歌枕』と同名名所─ 嘉村 雅江
西鶴の無意識──〈矢数俳諧〉前夜── 篠原 進
青山学院大学図書館蔵
江戸文学資料目録
大屋 多詠子・岩田 麻莉子・小田島 由佳・小野 護
孤独な分身──窪田空穂の作歌法── 日置 俊次
水上瀧太郎「ものゝふのみち」論考─皇紀二千六百年に於る三国同盟
批判─
網倉 勲

 第四十一号
文武天皇・長屋王による吉野行幸歌をめぐって ―『萬葉集』巻一・七四〜七五番歌について― 竹内 宙明
雲林院の紅葉 ―『源氏物語』賢木巻の和歌的表現― 土方 洋一
鬼の形象の成立 園部 真奈美
青い聖痕の神話 ―浮世草子『和漢乗合船』の位置 篠原 進
[研究ノート]芥川龍之介が出会った〈ルノアール〉の作品
「ポール」と「オーギュスト」、二人の〈ルノアール〉に関わる錯誤について
雨森 美咲
水上瀧太郎の戯曲研究 ―創作空白期間の謎― 網倉 勲
横光利一『寝園』の背景 日置 俊次
横光利一「書翰」論 ―「協作」の論理― 佐藤 良一
石川淳「紫苑物語」論 ―〈忘却〉の拒絶 帆苅 基生
橋本進吉の未定稿「上世の假名遣に關する研究序論」について 安田 尚道
字音接尾辞「式・風・的」の意味 ―プロトタイプとスキーマ― 山下 喜代

 第四十号
ヨン(四)とナナ(七) 安田尚道
万葉集巻十一・十二研究史の問題と展望 栃尾有紀
宗砌・心敬・専順と連歌寄合 松本麻子
末期浮世草子研究―其鳳と一芳― 篠原進
京伝・馬琴と〈累〉 大屋多詠子
佐藤春夫『西班牙犬の家』論―幻想文学の手法を中心として― 及川早紀
横光利一『夜の靴』論―「私」を展開する〈戦後〉― 佐藤良一
太宰治論――「走れメロス」から「津軽」へ―― 日置俊次

 第三十九号
『古事記伝』の「仮字の事」に引かれた『古事記』の用例 安田尚道
連歌発句で当季を詠むということ 廣木一人
鎌倉書記連歌の特色 ─後鳥羽院時代の連歌に於ける句末「てには」表現─ 松本麻子
馬琴と蟹 大屋多詠子
「怪を談ずるの」ユートピア ─荻坊奥路の位置─ 篠原進
横光利一論 ─ヨーロッパからの帰路─ 日置俊次

 第三十八号
『源氏物語』賢木巻に吹く風 杉村千亜希
連歌懐紙をめぐって
―宮内庁書陵部蔵後土御門内裏連歌懐紙を軸に―
廣木一人
室町初期における二条派の復権をめぐって
―和歌会における作法―
山本啓介
『風流大和荘子』ノート ―版木の修訂― 篠原進
『異国物語』諸本とその変遷(三) 人物図譜と奈良絵本 大木京子
長沢伴雄の苦悩
―加納諸平毒殺未遂事件前後―
亀井森
「水戸黄門漫遊記」小論 島田大助
『江戸生艶気蒲焼』再読 檜山純一
三代目 市川門之助の晩年 檜山裕子
「武藤文庫(仮)」目録 藤川雅恵
山手馬鹿人の方言描写に関する一考察 藤井史果
『懐硯』
―「人真似は猿の行水」をめぐって―
岡島由佳
伊丹椿園『翁草』考 神山瑞生
『新契情談春仮寝』小考 黒田真貴子
人情本『春宵月の梅』と娘浄瑠璃の禁制 佐々木綱衛
宮崎駿論
―身体性のネットワーク―
日置俊次
『旅順入城式』論
―内田百閧フ虚構意識―
西井弥生子

 第三十七号
一人称で書くということ
―『日記の声域』(仮)補説―
土方洋一
反・小説の時代 ―『色三味線』と『曲三味線』の間― 篠原進
横光利一と「地獄」
―昭和初年代における韻文と散文の混沌―
日置俊次
中島敦「弟子」小論 松下朋子
村上春樹論 ―心理学的言説の発生とその変遷― 掛川恵
「べく」の通時的変化
― deontic から epistemic へ ―
妹尾江利子
[資料紹介] 『好色美人角力』について 藤川雅恵
[研究ノート] 日本語表現教育における自己紹介指導法 又平恵美子

 第三十六号
〈馴み〉を踏まえた萬葉集歌の改変
― 『古今集』の「萬葉歌」をめぐって ―
小川靖彦
垣間見の機能 ― 源氏物語橋姫三帖の言説機能と物語展開との関係 大類隆明
『花桜折る少将』を読む 二〇〇四年度
『堤中納言物語』ゼミ
連衆は筆記用具を持っていたか
― 連歌会席及び俳席の実際 ―
廣木一人
六朝における陶詩受容の一端について 古澤惇子
横光利一における昭和五年 日置俊次
『ゴジラ』の記号学 土方洋一
[講演記録] 義経の戦闘 ― 一ノ谷合戦を中心として ― 近藤好和
[報告] 青山学院大学図書館蔵『源氏物語』五十四帖源通福筆本について 中古院生グループ

 第三十五号
『古事記』の大物主神 矢嶋泉
「草子」のなかの世界 ― 『枕草子』の一人称 ― 土方洋一
会席の文芸としての連歌 ― 連歌執筆・執筆作法書の発生に言及して ― 廣木一人
噺本における会話体表記の変遷 ― 安永期江戸小咄本を中心に ― 藤井史果
芥川龍之介「羅生門」論 日置俊次
金史良「光の中に」論 ― 重層する差異 ― 糸井梓
<報告>韓国の大学における日本語関連学科 ― 啓明大学校国際学部日本学科を例として ― 土屋菜穂子

 第三十四号
始原としての天智朝 ―『萬葉集』巻二の成立と編集(その一)〈書物としての『萬葉集』〉 ― 小川靖彦
『源氏物語』御法巻の〈語り〉の方法 杉村千亜希
『承久記』の武的階級をめぐる表現 ― 慈光寺本と前田家本を中心に ― 近藤安紀
鎌倉初期の連歌好士と奈良 ― 『楢葉和歌集』作者との接点を考える ― 松本麻子
『新撰菟玖波集』「羈旅連歌」に見られる旅の語句 ― 「旅立つ」「野を分く」「旅の友」など ― 廣木一人
「会席二十五禁」と連歌論書 ― 良基・宗砌・心敬・宗祇・兼載らの論書との関係 ― 中村奈未
箱根を越えられなかった男 ―『太平国恩俚談』とその周辺 篠原進
人情本ノート(二) 武藤元昭
「かちかち山」メモ ― A型からC型へ ― 矢嶋泉
芥川龍之介「手巾」論 ― 帝国主義的言説の中で ― 神田秀美
シチ(七)からナナへ ― 漢語数詞系列におけるナナの成立 ― 安田尚道
日本語教育における語彙指導 ― 字音接辞の指導を中心として ― 山下喜代
建安の文学と平成の文学(講演録) 川合康三

 第三十三号
曽倉岑先生を送る 武藤元昭
曽倉岑教授略歴および著作年譜
万葉集巻十三「幣帛を」の歌 曽倉岑
吉備津采女挽歌についての一考察-長唄の末尾形式を手がかりにして- 武尾和彦
枕詞「夏麻引く」をめぐって-麻の産地としての視点から- 山谷和子
万葉集の「相」字について−正訓字と訓仮字の間 秀島美穂
万葉集噂の歌考-巻十一・十二を中心に- 栃尾有紀
人麻呂歌集略体表記の「下」と「裏」 矢嶋泉
擬制の恋愛-『枕草子』における藤原行成の役割- 土方洋一
音の学問-悉曇学の世界-随心院蔵『悉曇字記鈔』第二から- 清水眞澄
中世前期の字余り歌とその意識-慈円・後鳥羽院・定家を中心に- 山本啓介
盛俊の耳と首-延慶本『平家物語』「越中前司盛俊被討事」私注- 佐伯眞一
『猿の草子』私見-「連歌会席図」のことなど- 廣木一人
『英草紙』以後−初期読本論序説 篠原進
〈職業作家〉としての幸田露伴-「歴史物」執筆と評論活動を中心に- 吉成大輔
石川淳『貧窮問答』論(二)-武田麟太郎作品との関連について- 若松伸哉
太宰治「魚服記」論-「ぼんじゆ山脈」と少女- 野口尚志
『五經正義』の性情説-その陰陽思想との関係- 高橋朱子
修士論文・卒業論文題目(平成十四年度)

 第三十二号
人麻呂歌集略体歌の反読構文 矢嶋泉
詠まれなかった和歌 枕草子購読 土方洋一
平安和歌における字余り歌 山本啓介
花の下和歌再考 廣木一人
『万の文反古』のA系列 篠原進
青山学院大学蔵浮世草子関係資料目録 藤川雅恵
『仮名物語娘節用』を読む 檜山純一
文政三年までの五代目瀬川菊之丞 檜山裕子
中也昇天 山田晃
石川淳『貧窮問答』論 若松伸哉
し(四)からヨンへ 安田尚道
江戸語の疑問詞について 小野葉子
継続のアスペクト 孫敦夫
修士論文・卒業論文題目(平成十三年度)

 第三十一号
山田晃先生を送る 片山宏行
山田晃教授略歴および著作年譜 日本文学科
永藤武先生逝く 片山宏行
永藤武教授略歴および著作年譜 日本文学科
形影神究考−陶淵明鑑定1 山田晃
「沈黙」ノート−習作時代の秋江− 笹瀬王子
芥川龍之介『馬の脚』ノート−解体される<我>・構築される<我>− 阿部寿行
菊池寛・文学精神史概説−作家凡庸主義まで− 片山宏行
石川淳『佳人』論−同時代における<わたし>の要請− 若松信哉
「標結へ我が背」−但馬皇女が望んだもの− 神永あい子
『枕草子』の<書く>主体−小白河八講の段をめぐって− 土方洋一
憑依する悪霊−軍記物語の天狗と怨霊に関する試論− 佐伯真一
後土御門天皇家の月次連歌会 廣木一人
『みぞち物語』考−在地伝承の可能性について− 松本麻子
青山学院大学図書館蔵『江戸戯作資料』目録 藤川雅恵
韓愈の性説と文学論 高橋朱子

 第三十号
現代日本語の引用表現について 鈴木順子
対話コーパスを用いた言い淀みの統語論的考察 土屋菜穂子
『ささめごと』上巻における仏教性の有無−歌道仏道一如観説への疑問− 廣木一人
『みぞち物語』考 佐伯真一
浮世草子の<余味>−梅園の小説を論じて『一代男』に及ぶ− 篠原進
『三千歳成云蛇』考 檜山純一
韓愈の「情」−「原性」における「情」の自律− 高橋朱子
『青山語文』既刊号要目(創刊号〜第29号) 日本文学科

 第二十九号
堀内秀晃先生を送る 安田尚道
道綱母と異界−みみらくの島・死出の山・佐久那谷をめぐって− 堀内秀晃
冬こもり考 曾倉岑
人麻呂歌集略体表記の表音的側面 矢嶋泉
『新源氏物語絵巻』小考−「玉かづら」− 赤塚雅己
「あさみどり」小考 吉田真澄
『平家物語』生成伝承と書写山−読経の信仰・音芸と鎮魂供養の場をめぐって− 清水真澄
素俊法師と橘成季−九条家と連歌・琵琶− 松本麻子
中世における「六道語り」について−称名寺所蔵資料二種− 中島秀典
「永享五年北野社一日一万連歌」の座衆−門跡の座について− 廣木一人
翻刻『みぞち物語』 佐伯真一
『本朝二十不孝』−表象の森 篠原進
京伝黄表紙における団十郎似顔の用いられ方 檜山純一
『地獄変』再考−描かれることなき写像− 阿部寿行
芥川龍之介「母」試論−<不可知>を指向する作品トリック、テクニック− 神田秀美
劉伶論−生と文学の位相 大上正美
ミソモジアマリヒトモジからミソヒトモジへ 安田尚道
『続狂言記』における主語表示の「ガ」と「ノ」−『大蔵虎明本狂言』『狂言記』との比較による− 山田昌裕
日本語アスペクト研究の新視点−助動詞タの意味の一つとしての「変化」について− 孫敦夫

 第二十八号
人麻呂の「をとめ」について 秀島美穂
夕霧の大学入学の儀式に読みとれるもの 吉田真澄
「永享五年北野社一日一万句連歌」の座衆−公家の座について− 廣木一人
ノイズと浮世草子−内なる南嶺 篠原進
『春色湊の花』の位置 武藤元昭
「死にたまふ母」小考−「観入」とその表現をめぐって− 許文卿
<語り>というノエシス−『神神の微笑』の成立と転位をめぐって− 阿部寿行
「生れ出づる悩み」論−<無類な完全な若者>− 渡邊喜一
「堕落」、その「人間」への道程−坂口安吾「堕落論」論を中心にして− 堀川卓郎
「左伝」に見る斉魯の婚姻−文姜と斉姜− 鈴木裕子
『狂言記』における主語表示「ガ」の「ノ」領域への進出−『大蔵虎明本狂言』との比較による− 山田昌裕
『春色梅児誉美』の疑問表現−「問いかけ」と「疑い」の形式の交渉− 小野葉子
字音形態素「〜風」について 山下喜代
高知県立図書館蔵『家伝』本文について 矢嶋泉

 第二十七号
イリヒコの歴史とタラシヒコの歴史 矢嶋泉
斉明記「建王挽歌」について−類歌と作者− 神永あい子
能続の世界−後白河院とその近臣を中心に− 清水眞澄
月次連歌会考−『看聞日記』の記事から− 廣木一人
『男色大鑑』の<我>と方法 篠原進
諸国ばなしとしての『本朝二十不孝』−巻一の三「跡の[皮刂]たる娌入長持」と巻四の二「枕に残す筆の先」を中心として− 藤川雅恵
『明暗』小考−清子の造型について− 佐々木啓
『大川の水』試論−「抒情」から「言語」への位相− 阿部寿行
芥川龍之介研究−芥川龍之介における紫いろの火花の時間− 土井優子
沈約の「八詠詩」について 稀代麻也子
李白の「無情」と「有情」 白幡あかね
江戸語の不定表現に用いられるカ・ゾ・ヤラ 堀ア葉子
『大蔵虎明本狂言』における主語表示の「ガ」と「ノ」−待遇・構文・述語の観点から− 山田昌裕
字音形態素「〜式」の機能 山下喜代

 第二十六号
ご挨拶 深町正信
日本文学科創設三十周年に寄せて 堀内秀晃
万葉集相聞の一面−二つの「死」の影− 神永あい子
万葉集における「よど」「よどむ」 秀島美穂
『琴歌譜』をめぐって 矢嶋泉
小野篁の二つの歌 土方洋一
『伊勢集』小考 堀内秀晃
『源氏物語』少女巻巻頭における朝顔前斎院の挿話について 吉田真澄
「宇治の橋姫」受容考 糸賀きみ江
九条道家をめぐる二人の成季−『古今著聞集』の作者について− 松本麻子
四部本『平家物語』最終的改作の輪郭 佐伯真一
続歌考−連歌との類似性、及びその場− 廣木一人
『好色五人女』(巻五)ノート 篠原進
愚人考 島田大助
『花街桜』の趣向−鼻山人の再検討− 武藤元昭
頭の思想・身体の思想−「舞姫」をめぐって− 山田晃
泉鏡花「黒猫」ノート−恋愛のかたち− 吉田昌志
『生』の改変に関する一考察 佐々木啓
菊池寛・マント事件の位相−長崎太郎宛書簡を基点として− 片山宏行
菊池寛 二つの「入れ札」−小説の戯曲化をめぐって− 簗川啓子
伊東静雄・「空の浴槽」からの脱却 永藤武
日本語数詞研究文献目録(2) 安田尚道
阮籍・嵆康の生と文学 大上正美
沈約と山濤・王戎−「竹林の七賢」評をめぐって− 稀代麻也子
日本文学科三十年の歩み 日本文学科

 第二十五号
江戸語の疑問表現体系について−終助詞カシラの原型を含む疑い表現を中心に− 堀ア葉子
「思國歌」と「大御葬歌」 矢嶋泉
『三宝絵詞』東大寺切とその本文(四) 安田尚道
良基における発句の当座性−眺望又花亭を尋ぬべし− 廣木一人
『今宮の心中』ノート 篠原進
『客人女郎』と春町 檜山純一
「鬼神のお松」の展開 前田裕子
有島武郎「宣言」論−Aに託されたもの− 渡邊喜一
冥途案内−鳥− 山田晃

 第二十四号
視覚動詞と聴覚動詞の内容節における連体修飾動詞の形式と意味 孫敦夫
物語(小説)と<語り>の指標 土方洋一
世語りの源氏 吉森佳奈子
花の下連歌衰退と時衆(2)−鷲尾の意味するもの− 廣木一人
『浮世栄花−代男』ノート 篠原進
『御存商売物』と評判記 檜山純一
為永春水の合巻−書目年表及び著作活動についての考察− 前田裕子
菊地寛ノート−代作問題について− 片山宏行
山中共古伝(二) 西野玲子

 第二十三号
非継続のアスペクト 孫敦夫
花の下連歌の宗教性と笠着連歌 廣木一人
『鑓の権三重帷子』ノート 篠原進
泉鏡花「海城発電」成立考 吉田昌志
漱石の新聞連載小説初期三作について 佐々木啓
夢十夜叙説−第九夜− 山田晃
菊池寛の航跡<大正十年>−焦燥と決意− 片山宏行
八木重吉『秋の瞳』論 中山幸久
日本語数詞研究文献目録 安田尚道

 第二十二号
≪日本文学会講演≫ヨムという事−「事実」をめぐって− 山田晃
「だけ」と「ばかり」について−個限定と類限定の観点− 陳連冬
表現としての予言−源氏物語覚書− 吉森佳奈子
源氏物語の「物思ひ」−第二部の紫上をめぐって− 赤塚雅己
花の下連歌衰退と時衆(1)−善阿のことなど− 廣木一人
『新御伽婢子』考−片仮名本『因果物語』との関係− 当麻晴仁
三馬滑稽文芸と落咄−『浮世風呂』前編を中心として− 島田大助
伊藤静雄『わがひとに与ふる哀歌』の終曲 永藤武
山中共古伝(一) 西野玲子
消費される犯罪−江戸川乱歩における戦後− 土方洋一

 第二十一号
座談会 日本文学科の草創四半世紀を語る 新間進一・林巨樹・岡保生・山田晃
副助詞の機能的研究−係助詞との関係を中心に− 陳連冬
<叙述><描写><説明>−<物語表現>の分析− 土方洋一
『女殺油地獄』のトポロジー 篠原進
安永江戸小咄本の消長 島田大助
南北自筆台帳に見るその作劇的特徴 上村謙
夢十夜叙説−第一夜− 山田晃
賢治文学の「異空間」ノート−その位置と交感の方法− 三浦正雄
八木重吉研究−後期の詩観をめぐって− 中山幸久
『風土』の形式について 近藤圭一

 第二十号
所謂<『古事記』の文芸性>について−火遠理命と豊玉賣命の唱和をめぐって 矢嶋泉
いじめの構造−落窪物語論− 土方洋一
『平家物語』人物考(4)−平宗盛像の造型・鎮魂の捨石として− 清水眞澄
『源平闘諍録』の源氏関係記事に関する一考察 真野須美子
戸田茂睡考−『戸田家系図并ニ高名物語』に見る人間茂睡− 戸田正彦
『心中天の網島』ノート 篠原進
『話稿 鹿の子餅』小論 島田大助
藤村詩と讃美歌−「逃げ水」・「月光」 青木美穂
内田魯庵の『文学一斑』 片岡哲
宮澤賢治「やまなし」を読む 山田晃
八木重吉研究−詩作と信仰− 中山幸久
「わがひとに与ふる哀歌」覚書 永藤武
円地文子研究−「女坂」に見る女性の強さ− 武茂享子
『沈黙』小論 渡邊喜一
福永武彦研究−一高在学中の短編小説について− 鈴木和子
小林秀雄氏の「常識」について 坂上和子
柳宗元小論−その「笑の怒り」をめぐって− 木村岳雄

 第十九号
ハツクニシラススメラミコト 矢嶋泉
斉明天皇論(下)−歌人斉明の素描− 武尾和彦
歌物語という機構−『伊勢物語』試論− 土方洋一
源氏物語に関する一考察−花散里巻の方法について− 吉田真澄
紫式部集四十二番歌に就いて 赤塚雅己
青山学院大学図書館蔵 九条稙通等筆源氏物語覚書−特に「かけろふ」巻書入れについて− 寺本直彦
『平家物語』人物考(3)−平宗盛像と「おほいとのの物語」をめぐって− 清水眞澄
『三四郎』小考−美禰子の結婚− 金暤淳
孟子・法華経・伝燈録−宮澤賢治「貝の火」覚書− 山田晃
陳述副詞の本質 糸川優
六朝<賦得>詩篇逯氏注記補遺 大上正美

 第十八号
『古事記』神武<東行>論 矢嶋泉
斉明天皇論(中)−万葉集巻四・崗本天皇御製について− 武尾和彦
『歌経標式』の<喩>をめぐって 土方洋一
『源氏物語』の巻名歌−柳沢吉里「詠源氏巻々倭歌」を中心に− 宮川葉子
今物語初段臆説 寺本直彦
『平家物語』人物考(2)−宗盛像を紡ぐ女性達− 清水眞澄
『源平闘諍録』に於ける源平記事の取扱いについて⇒眞野須美子
京極派の時間意識
伊藤高広
久遠寺本「宝物集」和歌省略考 北郷聖
西村本浮世草子考−未達と和歌をめぐって− 吉岡愛子
帰橋伝再考 長沼孝史
内田魯庵の小説論 片岡哲
『漱石 坊っちゃん』自筆原稿修正箇所一覧(中) 北村弘明
「半日」の一面 佐々木勝
菊池寛・ロマンチストの変貌−京都時代の考察を中心に− 片山宏行
冥途案内(その二)−山東京傅− 山田晃
宮沢賢治の物質観−科学と宗教との架橋− 三浦正雄

 第十七号
万葉歌の表現法(1)−死者主格挽歌について− 川井章弘
蜻蛉日記上巻の主題(二)−記述の傾向の分析を中心として 宇留田初実
「恋ざめ」考−落窪物語の用語をめぐって− 寺本直彦
『源氏物語』における「手」−梅枝巻を中心として− 宮川葉子
浜松中納言物語における夢と転生 小林明子
『平家物語』人物考(1)−宗盛像造型に見えるもの− 清水眞澄
保元物語崇徳院説話の背景−金刀比羅本を中心に− 北郷聖
『源平闘諍録』の妙見説話について 眞野須美子
『白鷺洲』其磧 篠原進
歌集『夢之華』 石川浩子
宮沢賢治の幻想的短歌−アニミズムの質の変遷 三浦正雄

 第十六号
ご挨拶 大木金次郎
創設二十周年を迎えて 岡保生
斉明天皇論(上)−建王挽歌について− 武尾和彦
弓削皇子−常にあらむとわが思はなくに− 神永あい子
蜻蛉日記上巻の主題(一)−その形成と定着− 宇留田初実
『三宝絵詞』東大寺切とその本文(三) 安田尚道
更級日記「宇治の渡り」の段試解 寺本直彦
「宝物集」と都の錦 北郷聖
太平記巻二十五「天龍寺建立之事」考(二)−僉議の文・奏状・牒状等について− 十束順子
「会者定離」考−『宗安小歌集』55番歌の背景−⇒清水真澄 人情本ノート 武藤元昭
漱石と近代口語文−付・『漱石 坊っちゃん』自筆原稿修正箇所一覧(上)− 林巨樹・北村弘明
『坊っちゃん』独語 岡保生
鴎外論旧稿二編−「『半日』閑話」と「倩女離魂」 山田晃
近松秋江「子の愛の為に」論−大正末の転機をめぐって− 笹瀬王子
阿部知二論−『幸福』 竹松良明
資料翻刻 『連歌新式注』 池田重
日本文学科二十年の歩み 日本文学科

 第十五号
『源氏釈』と「源氏アラハシ(源氏アラハカシ)」 寺本直彦
「源平闘諍録」の研究−梶原景時を中心に− 真野須美子
物尽し≠フ独自性−『犬枕』の場合− 杉村尚子
安永期の黄表紙 田中洋
恋川春町の黄表紙 鈴木千秋
内田魯庵の尾崎紅葉評 片岡哲
阿部知二論−初期短篇群の概括と鳥瞰− 竹松良明

 第十四号
『源氏物語』における加持・祈祷−作者の意識を中心として− 宮川葉子
林羅山の読書 宇野茂彦
『行人』について−一郎・二郎・直の関係をめぐって− 佐々木勝
福永武彦の宗教意識 鈴木和子
椎名麟三研究−『懲役人の告発』論− 笹瀬王子
対談 「文学と宗教」をめぐって 寺園司・岡保生

 第十三号
上代日本の金石文等に見える「○月中」の源流について 安田尚道
倭大后と倭氏 武尾和彦
「もの思ひ」小考−中古文学に於ける− 赤塚雅巳
源氏物語「梅枝巻」の薫物について 宮川葉子
薫大将への構想に関する試論 吉田真澄
尾崎雅嘉年譜補遺 管宗次
内田魯庵、その初期の批評の展開について−篁村評を中心として− 片岡哲
伊藤整論−『青春』− 竹松良明
野村英夫とカトリシズム 寺園司

 第十二号
倭大后論−万葉集巻二・一四八番歌をめぐって− 武尾和彦
『三宝絵詞』東大寺切とその本文(二) 安田尚道
「ほどほどの懸想」物語と「あらばあふよのとなげく民部卿」物語−後朱雀院後宮和歌との関連など− 寺本直彦
今昔物語集本朝部後半の編集に関して 水越孝三
黄表紙の画文関係 八木三香
尾崎雅嘉年譜 管宗次
『忠直卿行状記』の成立−『暴君の心理』をふまえて− 片山宏行
泉鏡花「印度更紗」と漂流記『天竺物語』 吉田昌志
座談会 謡曲五十年−田中允教授を囲んで− 田中允・十束順子・新間進一・田川啓子
紹介 曽倉岑・金井清一共著『古事記・風土記・日本霊異記』(鑑賞日本の古典1) 岡保生

 第十一号
座談会 国文学研究五十年−寺本・野田両教授を囲んで− 寺本直彦・新間進一・沢田みち子・野田寿雄岡保生・赤塚雅巳
『三宝絵詞』東大寺切とその本文(一) 安田尚道
定家本土佐日記の文章−藤原定家の古典書写の態度− 安宅克己
浮舟試論 赤塚雅巳
堤中納言物語「よしなしごと」は平安後期の成立か−『和泉往来』との関係など− 寺本直彦
「とはずがたり」試論 白田彩子
『さゝめごと』注釈ノート 1 廣木一人
井原西鶴の家系再考 野田寿雄
『愚人贅漢居続借金』について 長沼孝史

 第十号
相聞歌の「恋」・挽歌の「恋」−「すべなし」を通じその相違を探る− 神永あい子
古文献に引用された『三宝絵詞』(一) 安田尚道
『三宝絵詞』研究文献目録 安田尚道
桐壺更衣論−その血筋の物語 大石真弓
『無名草子』所出「最勝光院」小考 寺本直彦
「源平闘諍録」と千葉氏−その成立事情に関する一考察− 眞野須美子
≪堅本「ぶんしやうのさうし」≫と”異本”二種−”異本群”の処理の一方法をめざして− 相磯裕
馬琴の黄表紙−『高尾船字文』から『羇旅漫録』まで− 武藤元昭
『みだれ髪』の与えたもの 新間進一
『栗山大膳』論考−その性格と位置− 片山宏行
鷗外用語「硝子出」考 一、「魔睡」の大川夫人はもろい美しさの美人か 西野玲子
鷗外用語「硝子出」考 二、「出」と「手」の説 山田晃
松永延造の肖像−死、その感覚像− 吉村りゑ
江戸中期の国語について−古今集遠鏡訳文の助動詞研究− 林巨樹・田代美樹・渡辺千賀子・飯田晴巳

 第九号
上代における反逆者の文学 森美由紀
朱の盤物語考 寺本直彦
「ようをん」考−『さゝめごと』に関して− 廣木一人
「いろは作者註文」の研究−校異・補注篇− 田中允
田にし金魚の三作品 長沼孝史
「忠臣蔵もの」の黄表紙 澤田みち子
明治期のグリム童話−『女学雑誌』所載の五篇− 佐藤いつ子
文殊鷗外−「寒山拾得」付「魚玄機」− 山田晃
三島由紀夫論−『鏡子の家』を繞って− 吉田昌志
武田泰淳論−キリスト教的側面について− 寺園司
紹介 上坂信男著『竹取物語 全訳注』 寺本直彦
書評 野田寿雄著『近世初期小説論』 武藤元昭

 第八号
万葉集巻四「岡本天皇御製一首」−長歌の成立時期について− 曽倉岑
源氏物語の構造上における玉鬘物語の意義について 加藤茂
『拾玉得花』について 菅野信弘
「いろは作者註文」の研究−研究・本文篇− 田中允
「うらみのすけ」論 野田寿雄
鴎外の「遺言状」について 吉村りえ
内田魯庵の社会小説 片岡哲
ことばはかく変はる−詞と辞の変容のあり方− 飯田晴巳
座談会 歌謡の世界−新間教授の近著をめぐって− 新間進一・野田寿雄・曽倉岑
[書評]上坂信男著「源氏物語往還」 岡保生

 第七号
但馬皇女論−物語性をめぐって− 神永あい子
唱導と今様 新間進一
今様における掛合唱和の伝統−秘抄巻二の四句神歌に見える挿入句の問題を中心として− 永池健二
世阿弥のいふ∞うたふ 和田幸子
『かのやうに』について 佐々木勝
立原道造の詩−いわゆる立原道造現象について− 長沼えり子
[書評]岡保生著『近代文学の異端者−日本近代文学外史− 寺園司
[書評]林巨樹著『近代文章研究−文章表現の諸相− 岡保生

 第六号
ご挨拶 大木金次郎
日本文学科創設十周年記念号に寄せて 寺本直彦
順徳院と源氏物語 寺本直彦
「浅茅が露」の散逸部分についての試案 加藤茂
<有馬の王子物語>考察 佐藤くみ子
良基の連歌論における「ことば」観 廣木一人
「闌位」攷 土岐恵子
『伝受紙子』臆断譜 篠原進
馬琴初期黄表紙をめぐって−読本『高尾船字文』まで− 武藤元昭
内田魯庵における小説観 片岡哲
『薄命記』一面 佐藤いつ子
「高野聖」成立の基盤 岡保生
「杯」異説 山田晃
芹澤光治良における神 寺園司
「マチウ書試論」について 手塚保男
「名草溢」考 相磯裕
数詞「つづ」の意味と語源 安田尚道
翻刻 古版本 間狂言(四) 田中允
日本文学科十年の歩み 日本文学科

 第五号
源氏物語の物語観 武田宗俊
曽禰好忠集について 今沢広子
風来山人の戯作性 武藤元昭
伊藤整論−伊藤整の「固有時」との対話− 黒木秀行
日本書紀古訓の敬語法に関する一考察 松本智恵子
接頭辞<御>の読みについて−中古中世における尊敬の接頭辞「御」の読み方について− 諸節敬
座談会 田坂誠喜教授を囲んで 田坂誠喜・寺本直彦・
林巨樹・佐藤くみ子・
西野与志子・曽倉岑
寺園司著『文学者と宗教』をめぐる感想 山田晃
翻刻 古版本 間狂言(三) 田中允

 第四号
座談会 武田宗俊教授を囲んで 武田宗俊・寺本直彦・上坂信男・野村精一・土屋千恵美
葬送儀礼と挽歌に関する一考察 日野京子
延喜期後宮和歌と源氏物語 寺本直彦
アーサーウェリー英訳『源氏物語』出現の時代的背景とウェリーの『源氏物語』観 岡テイ子
与謝野寛と『万葉集』 新間進一
『西方の人』とパピニの『基督の生涯』 茅野直子
アクセントの「ゆれ」をめぐって−曖昧アクセント地域を中心に− 佐藤亮一
翻刻 古版本 間狂言(二) 田中允

 第三号
起筆の文型について 林巨樹
『源氏目録』考 土星千恵美
世阿弥の幽玄論 浦木まさ子
「好色」攷−世之介の誕生と残香− 篠原進
一葉日記「若葉かげ」私注 岡保生
島木健作の宗教意識 寺園司
横光利一論−「旅愁」をめぐって− 浅井伸太郎
翻刻 古版本 間狂言(一) 田中允

 第二号
「そダタキ・タタキマナガリ」考 福田良輔
美意識を表わす形容詞−上代・中古における「うつくし」「うるはし」− 済田千恵子
萩と露と−『源氏』と『枕』の間− 上坂信男
謡曲の音楽的研究−歌劇的見地からの− 田中允
『おようのあま』試論−御伽草子との関連において− 大谷朋子
「うたかたの記」小論ならびに補説 山田晃
八木重吉論−友なるものについて− 金田和代
詩の復活と死の復活−原民喜論より− 秀瀬吉子

 創刊号
鴎外の和歌の一面 武田宗俊
謡曲≪桧垣の素材と曲趣について≫ 小川澄子
浮世風呂から浮世床へ−俗談平話のおかしみ− 本田康雄
「春色梅暦」五連作の問題 武藤元昭
近代文学研究初発のころ−湯地孝先生にうかがう− 林巨樹・山田晃・
小川澄子・服部芳於
国木田独歩とカーライル 茅野直子
明治初期基督教文献を通じて見た文章表現上の諸問題 斎藤正人
文章表現関係書目 林巨樹