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阿部 崇

プロフィール

生まれも育ちも四国・松山。幼少期、少しだけメキシコで過ごす。 大学は東京、6年ほど吉祥寺で過ごす。その後、フランス・パリに留学。あっという間に6年が過ぎる。帰国後、渋谷に住みついて今に至る。2008年度、青学に就任。




ゼミの紹介

ゼミでは毎年中心となるテーマを定め、それについてのテクスト講読と発表、それに対する質疑応答という形で授業を進めています。ゼミの参加者に期待するのは、要は発表者と聞き手との間できちんとした応答を成立させるということに尽きます(できれば、ことばを扱う学部である以上、「何」を語るかだけではなく、「どのように」語るかということも念頭に置きながら)。週一回のこの授業が、様々な物の見方、考え方が出会う場として、それなりの緊張感を伴う時間となることを望んでいます。 


教員からのメッセージ

ゼミでは、哲学的な題材を選ぶことが多いと思いますが、狭い意味での「哲 学」を勉強すると言うよりは、哲学的なテクストをもとに、ものの考え方や見方を学び、そうした視点から、文化や社会を柔軟に読み解いていける教養を身につけることを目指したいと思います。テクストとして見る限り、「文学」や「哲学」といったジャンルわけはあまり重要ではありません。そうした専門にこだわることなく、いろいろな分野のさまざまな知識を「つまみ食い」してまわるのが、大学での勉強の楽しさであるべきでしょう。

ゼミは教員から学生への一方的な知識の伝達が目的ではありませんから、参加者の皆さんと一緒に語り、考えることを楽しみにしています。私にとってもやはり勉強の場ですから。


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