1962年に創設されたフランス文学科は、中世・ルネサンス以来、ヨーロッパ文明の支柱となったフランス文化、洗練と合理性を兼ね備え、ヨーロッパの共通語の地位を誇ったフランス語、人間探究の叡智として世界の近代文学に多大な影響を及ぼしたフランス文学に触れることで、柔軟で人間性あふれる思考力と感性を磨くとともに、バランスのとれた的確な判断力と行動力をそなえた人間を形成することを教育の目標としてきました。
とくにフランス語教育に関しては、読み書きの能力は当然として、現実のコミュニケーションに必要な聞き、話す能力を伸ばすことにも力を入れ、国際化の進む日本社会と国際社会において存分に能力を発揮して活躍できる数多くの人材を育成し、世に送り出しています。
国際シンポジウム「〈日常〉とは何か 西欧の場合、日本の場合」

青山キャンパス 17号館6階
本多記念国際会議場
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ロラン・バルト生誕100周年記念シンポジウム「Roland Barthes, l’écriture et la vie」

青山キャンパス 12:50開場
11号館 1171教室
17号館 17308教室
詳しくは講演会のページをご覧ください。
お知らせ

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学科の特色
新入生の大多数にとって、フランス語は入学時点で初めて接する未習外国語です。この点を踏まえ、1・2年次には文法、会話、講読、作文などの授業が配置され、フランス語の基礎力が総合的に身につくようなカリキュラムが組まれています。文学・言語学・文化の専門教育は、初歩的なフランス語を学び終えた2年次にスタートします。3・4年次に おいては、フランス語の読解・表現力に磨きをかけながら、「特講」や「演習」を中心に履修し、専門領域における知識と理解を深めていきます。» カリキュラムを見る。
フランス留学
フランス文学科からは毎年十数名の学生が留学し、世界各国の学生とともに、語学力の向上に励んでいます。外国人に対するフランス語教育で世界的に知られる、国立フランシュ・コンテ大学の応用言語研修センターとの間に協定校留学の提携を結んでいます。
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大学院
1966年の創設以来、フランス文学を通じた人間探求を目指す学科理念を踏まえ、深い教養を身につけ、広い視野から問題を捉えられる研究者の養成を心がけてきました。専任教員がフランス文学の多彩な時代・分野およびフランス語学の研究領域をカバーし、フランス語を母語とする複数の教員が授業を担当する恵まれた教育環境、教員と学生の交流が活発な開かれた学問の場、そしてリベラルな知の精神は、他大学に類を見ない本専攻の魅力と特色をなしています。
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