eye-simposium

ジャン=ジャック・ベネックス監督講演会

2001年も暮れの12月4日、「ディーバ」や「ベティ・ブルー」などの作品で知られる映画監督のジャン=ジャック・ベネックス氏を大学9号館にお迎えした。500人近くを収容できる教室がほぼ満杯になり、講演会としては青山フランス文学会始まって以来の盛況となった。
 
ベネックス監督は、司会進行役の平野先生や会場からの質問に答える形で、ざっくばらんに学生たちに語りかけて下さった。学生たちの関心もきわめて高く、臆することなく手をあげる様子には、伏し目がちで大人しい授業中の彼らとは別人の観があった。講演の直後には、多数の学生がサインをねだって演壇に押し寄せ、さすがの平野先生もミーハー集団の脅威に辟易の体、という一幕もあった。

若いファンたちの姿は、ベネックス監督の目にはどう映ったのであろうか。

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