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留学生の声「フランスのクリスマス♪」

ストラスブール編

12月16日、早起きをして、Europe Allendeというバス停に向かう。そう、今日は学校のアクティビティ(遠足)で、ストラスブールに行く日なのだ!フランスでは、クリスマスを「ノエル」といい、年越しよりも盛大に祝う。11月の半ばくらいから町のいたるところにマルシェ(市)ができ始め、オーナメントやノエルにちなんだ商品等が数多く売られる。この遠足もこのクリスマスマルシェの見物が目的である。というわけで、参加したまでは良かったが…。高速道路を飛ばすこと約3時間、ようやく目的地に到着する。と…遠い。くじけそうになるが気を取りなおして町の散策をはじめた。通りは、やはり観光客でごった返している。国境が近いからか、ドイツ語が聞かれたり、町の中にもドイツ語がみられる。たどり着いた教会前の広場にはたくさんの出店が軒を連ねていた。やはり、一年に一度のイベント、気合の入れ方は日本の正月セールに似たものがある。みんな、こういう所でオーナメントを買って、家を飾り付けるのだろうなぁ。寒さに負けないように、Vin Chaud(ホットワイン)で暖を取りつつ、町を見て回ったのだった。

夕方、日がくれるのは早い。4時半にはもう暗くなっている。しかし、町はにぎやかなままである。イルミネーションで町全体が明るく照らされているのだ。さすが、「ストラスブール、クリスマスの町」とグッズにロゴをいれるだけのことはある。たとえると、ディズニーランド、いや、ディズニーランドがこの真似をしたのか…?

 

モンベリアール編

12月23日、モンベリアールという、ブザンソンから電車で1時間ほどの町にイルミネーションを見に行く。小さい町だが、小さいなりにこじんまりとかわいいイルミネーションでいっぱいだった。おや?この行列は何??と、その小屋の中をのぞくと、そこにはなんとサンタクロースが!子供達は列をつくってサンタさんにお願い事をきいてもらっていたのだった。サンタさんは一人ずつ、お願い事を聞いては「ママの言うことをよく聞いてね」などと言っていた。小屋の前には小さな馬車。トナカイの引くそりではないけれど、馬車に乗ったサンタさんもなかなかいいものだなぁ。空気は冷たかったけれど、町はとてもあたたかかった、そんな印象が残った。

照沼 恵美子(2000年度留学)



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