TOP
学部案内

Home > 学部案内 - 学部長挨拶・理念

学部長挨拶

写真

文学部に入学された新入生の皆さんを
心から歓迎いたします。

文学部長
阪本 浩

 文学部の使命は、人文学の「知」を求め、その成果を後世に伝えることにあると言われています。人文学は哲学、文学、歴史学を柱とする学門ですが、何か「古臭い」という印象を持つ人もいるかもしれません。しかし決してそんなことはありません。人文学の歴史は、「人間とは何か」という古くて常に新しい問いの答えを求めて、「時代」と格闘して来た歴史であり、これからもそうであり続けると言えるでしょう。

HIROSHI SAKAMOTO

 文学部では、2016年度より全科目を半期化し、それに伴うカリキュラム改訂を実施し、科目を新設したほか、グローバル化に対応したプログラムも用意しています。しかし、どのようなカリキュラムであっても、学生の皆さんが主体的に学習するのでなければ意味がありません。求められているのは、受け身の学習ではなく、アクティブな学習です。特に文学部では少人数クラスでの各種演習における討論が重視されています。これに積極的に参加するには、十分な事前学習も必要です。自分のテーマを持って臨むならこれも楽しい作業になるはずです。他の分野の知識が必要になったら、青山スタンダード科目や文学部共通科目を上手に活用してください。

 正規の授業以外では、「古典」を手に取ってみてほしいと思います。自分のテーマを見つけるのに役立つでしょう。21世紀の担い手となる学生の皆さんに「古典」を読む楽しさを伝えることも、文学部、いや、大学の使命の一つなのかもしれません。

文学部の理念

 社会の高度化、情報化、国際化が進む一方で、人間の生存の危機を生み出している現実がある。人間存在の重みそのものが問われている今日にあって、キリスト教信仰に基づく本学の文学部の果たすべき役割は大きい。

 文学部は現在5学科制の下に、文学、言語学、哲学、歴史学、芸術学、社会学などの学問分野を擁している。これらの諸分野の存在は、学際研究の可能性を大きく広げ、人間と文化の本質を究明するための多様なアプローチを可能にしている。そして文学部の特徴は、学問的課題の探求が外国語教育を含めた豊富なカリキュラム、少人数制ゼミナール、実習などによって行われることにある。

 世界の現実は、自国の文化理解と豊かな国際理解とが深く関わりあっていることを私たちに教えている。それは、世界の人々との多面的な結びつきが私たちの生活を支えているからにほかならない。人間の社会的連帯と人類的視野をもった人間の形成をめざす大学教育の目的もこの点に関わっている。大学共同体において、文学部こそが、人間そのもの、人間の多様な営みをトータルに理解するための学問研究と教育に携わっているのである。